空知の皆さま、こんにちは!地域の皆さまの力強い後押しのもと、4月から2期目の活動をスタートさせて頂きました。日頃より温かい励ましをいただき、心より感謝申し上げます。
現在、自民党会派の政策立案を担当する政策審議委員会の副委員長として、空知地域はもちろん、北海道全体の活性化に向けた取り組みを進めています。北海道が抱える課題の中でも、皆さまにとって最も切実なのが物価高騰ではないかと思います。電気料金や日用品はもとより、農業地帯である空知においては、エネルギーや飼料、生産資材などの価格高騰が農業者の経営を圧迫しており、対策が急務です。農家が安心して営農を続けるための支援策を国や道に求めるとともに、持続可能な農業の推進に静いっぱい取り組んでまいります。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
自民党会派を代表して質問
9月19日、代表質問に立ち、喫緊の課題を質問し鈴木直道知事から前向きな答弁を多く引き出しました。
ヒグマ対策の強化へ!
ヒグマの個体数は全道的に増加傾向にあり、各地で被害が拡大。効果的なヒグマ管理計画の推進についてただしました。鈴木知事は「危機感を持って、抜本的なヒグマ対策の強化に向けて取り組んでいく」との意思表明をしました。道民の命や暮らしを守るため、ハンター育成やヒグマの生息圏と人の生活圏を区分けするゾーニングなどを進めます。
物価高騰から経済を守る!
道は電気料金の高騰に対応するための事業者への支援について、4月分から大企業を対象外とし、上限額も設定すると表明しました。事業途中でのルール変更は行政への信頼を損ないかねない行為であり、対応の見直しを求めました。鈴木知事は、「物価高騰の影響緩和に向けた対策の検討、国への要望を進めていく」と答弁しました。
人手不足への対応求める!
各産業分野における人手不足が深刻化する中、建設業ではラピダス半導体工場の工事本格化などで、特に人材が道央圏に集中しています。公共工事や国土強靭化に深刻な影響を与えかねず、早期の対応を求めました。鈴木知事からは「働き方改革、生産性向上、魅力発信に取り組み、人材確保に取り組んでいく」との前向きな答弁を引き出しました。
学校エアコン設置を推進!
今夏の猛暑で児童・生徒が熱中症にかかる事案が急増しました。道内の公立小中学校普通教室のエアコン設置率は17%(昨年9月時点)で全国最低で、早急に整備をする必要があると強く訴えました。倉本教育長は「可能な限り設置できるよう速やかに検討する」と回答。熱中症警戒アラート発令時の臨時休業、夏休みの期間延長などについて検討を進めます。
持続可能な農業の実現へ
コメ消費の減少、水田活用直接支払交付金の見直しなど、水田農業を巡る環境は大きく変化しており、需要に応じたコメ生産、転作の促進などで所得を確保することが重要であり、道の取り組みをただしました。知事は「生産の目安」の設定、基盤整備、スマート農業ブランド力向上などの取り組みを推進し、生産者が将来にわたって意欲を持って営農できるよう取り組む考えを示しました。
観光税への理解促進を要請
道は観光振興を目的に、宿泊料金に応じて1人1泊100円~500円を徴収する新税の導入を検討しており、税の負担者にその狙いや使途を丁寧に説明し、理解を得る必要があることを改めて強調しました。鈴木知事は観光客の利便性や満足度の向上など導入目的の明確化を図り、独自に宿泊税を導入する市町村との十分な調整を図る考えを表明しました。観光立国・北海道の実現に向けて全力で取り組みます。
その他の質問項目
1.森林環境譲与税策
2.新しい総合計画
3.道産食品の販路拡大
4.次世代半導体製造拠点
5.地熱資源調査等
6.財政運営
7.土地信託事業
8.交通政策
9.スポーツ大会の安全な運営
10.マイナンバーカードと健康保険証の一体化
11.地域医療
12.新型コロナウイルス対策
13.困難な問題を抱える女性への支援
14.空き家対策
15.水産業の振興
16.北方四島安全操業
17.教員確保
18.部活動の地域移行
19.不登校対策
20.違法薬物事犯対策
空知は、農業・林業・製造業・ものづくりが盛んですが、さらに営業・販路拡充し、地域財政力を高めます!
地域課題の解決に向け、人やさまざまな業種・地域のマッチングでさらに空知の可能性を広げます!
日本の産業を支えた炭鉱の歴史や生活文化は空知の誇りです。日本遺産やスポーツ文化で新しい人材交流の場を築きます!