『定期購入には気をつけよう!』
●令和3年1月13日 環境生活委員会にて
「定期購入契約に関する消費者トラブルについて」質問をしました。
その内容は以下の通りです。
▶︎近年、通信販売で、初回だけの「お試し」で低価格をうたう広告をみて契約したものの、実は、定期購入契約で高額な代金の支払いを求められた、という消費者トラブルが増加している。
消費者庁の調査によると、平成30年 21,977件だった「定期購入」に関する消費生活相談の件数は、令和元年で44,370件と、1年間で2倍に急増している。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い在宅時間が増え、スマートフォンやタブレットに触れる機会が増えると、こうした被害が更に拡大するのでは?
▶︎(1)
定期購入契約に関する消費生活相談について
・道立消費生活センターに寄せられた「定期購入」に関する消費生活相談件数はどのように推移しているか
・契約当事者の年代や地域、契約されている商品、契約額の状況は
(答弁)
・令和元年417件で 平成30年度の2倍に急増
・本年度も昨年度の相談件数を上回っている
・年代は、50歳代が全体の約1/4 40歳代が約1/5と多い
・約半数が札幌市内で それ以外は全道各地
・契約した商品は、健康食品が62% 化粧品が30%
・平均契約額は、約2万2千円
▶︎(2)
現在までの道の対策について
・若年者や高齢者のように被害にあいやすい層だけではなく、40~50歳代のような世代にも広がっている状況だが
・道としてこれまでそのような対策を講じてきたのか
(答弁)
・ホームパージやメールマガジンで注意喚起
・くらしのセミナーなどの講座やセンターの広報紙など情報提供
・消費生活センターでは相談を受けた方に、あっせん交渉を行い被害の救済に努めている
・市町村の消費生活相談窓口に対してもあっせん処理の具体的な方法などについて情報提供を行っている
▶︎(3)
今後の被害防止の取り組みについて
・より一層の対策が必要と考えるが
(答弁)
・消費者自らが、取引条件の確認や購入手続画面の保存など確実に行うような啓発
・職場単位での消費者教育の促し
・SNSを活用した啓発推進
・誇大広告や消費者の意に反して申し込みをさせようとするなどの疑いのある事業者に対して行政措置を行う
・さらに積極的にあっせんを行う
☆★☆★☆★☆★☆ 質問した感想
先輩議員のところに関係者から相談があり、この度の質問に至りましたが
私と同世代の方々が、主に化粧品やサプリメントの購入で被害にあっている現実を受け止め
カッコよく!キレイになりたい!痩せていたい!という欲望は誰でもあると思いますが、化粧品やサプリメントに頼る気持ちになってしまう年頃なんでしょうか。。
北海道にはおいしいモノがありますし、自然豊かでありますが、その良さを内面から活用できるような健康を維持できるような工夫や努力が日常の楽しさになるようなこと必要なんだと感じました。
どの世代でも様々な詐欺が増えているとも伺ってますので、注意しながら、支え合いの気持ち必要でしね!
私も気を付けます!💦